履歴書診断・サンプル
このページでは完成版のサンプルレポートを掲載しています。実際の結果レポートがどのようなものかをご確認いただけます。
A4 二枚、職務内容の箇条書きが十四行。担当した領域は一読で分かりますが、その結果どうなったかを示す記述は一行だけです。
総合講評
実務そのものは求人の要件とよく合っています。SNS 運用、LP のディレクション、広告代理店との折衝——いずれも先方が求めている経験です。ただ職務経歴書がそれを伝えていません。十四行のうち十三行が担当業務の説明で、何が変わったかを書いているのは一行だけです。書類選考は一枚あたり一分未満で判断されることが多く、その一分の中では「担当していた」はどの応募者も同じに見えます。
おすすめの行動
- 各行の末尾に「その結果」を足す一行ずつ「〜した。その結果、〜が〜になった」と続けられるか試してください。続けられない行は成果ではなく業務なので、統合するか削ってください。
- 三行以上に数字を入れるフォロワー数、CVR、月間予算、件数——どれでも構いません。数字のない行は一分の書類選考では存在しないのと同じです。
- 自己PR を出来事に置き換える「粘り強く」と書く代わりに、粘り強さが表れた一件を三行で書いてください。読み手が自分で判断できる形にするほうが強く伝わります。
要点
能力レーダー
- 専門性7運用と制作進行の両方に実務があり、領域としては十分です。
- 成果の提示3.5十四行のうち数値を伴うのは一行のみです。
- 規模感4予算・件数・フォロワー数のいずれも記載がありません。
- 主体性の表現5「担当」「従事」「補助」が多く、意思決定の記述が見当たりません。
- 読みやすさ6.5書式は整っていますが、二枚という分量と抽象的な自己PRが足を引っ張っています。
適合度
三社すべてで関連業務があり、実務の厚みは十分です。応募書類の中で最も説得力のある部分です。
求人票の一行目がこれですが、指標を追った記述がほぼありません。面接で必ず問われます。
代理店とのやりとりの記載はありますが、交渉が必要だった場面の描写がありません。
「企画に参加」という記述にとどまり、自分で立てた企画かどうかが判別できません。
キーワード照合(ATS)
求人票に出てくる語のうち八つが一致し、六つが不足しています。不足しているのはいずれも効果検証まわりの語で、実際には経験がある可能性が高い領域です。先方の使う言葉に合わせて書き直すだけで一致率は上がります。
一文ずつの書き換え案
語調と動詞の強さ
動詞が受け身側に寄っています。「担当」が六回、「従事」が三回、「補助」が二回。日本語の職務経歴書ではこれらは謙譲として自然に見えますが、読み手はこの語からチーム内での位置を推測するため、意思決定に関わっていないという印象につながります。実際の関与度と乖離しているなら、書き換える価値があります。
レイアウトと読みやすさ
書式そのものは整っています。日付の表記も統一されており、読みにくさはありません。問題は構成側です。三年半の経歴に対して A4 二枚は長く、冒頭の自己PR 四行が情報量ゼロで、スキル欄は十六項目が並列で並んでいます。
再現した面接官の視点
施策の結果が書かれた行を探し、LP の一行だけを見つけます。「他は成果が出なかったのか、それとも書いていないだけか」という判断を迫られる書類です。面接には呼ぶと思いますが、一問目は「LP の話を詳しく」になります。
求人票の語と照合して通過させます。この段階では二枚という分量も自己PR の内容も影響しません。この書類にとって最も通りやすい関門です。
代理店折衝の記述に目を留めます。外部とやりとりできる人だと分かる一方、意見が割れたときにどうしたかが書かれていないため、そこは面接で確認したいと考えます。
聞かれそうな質問
あわせて検討したい職種
現状の強みがそのまま評価される領域です。数値の記述が薄いという弱点も、この職種では相対的に不利になりにくいです。
制作進行と代理店折衝の経験が直接活きます。事業会社側であれば効果検証にも関わることになり、伸ばしたい部分とも重なります。
応募者が比較的少ない領域です。既存顧客向けの施策経験を書き足せる場合は、競争率の面で現実的な選択肢になります。
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